comic)おはようサイコパス あおみ現場
最初は可愛らしいイノセントな少女が出てくるが。
少年のトモダチとして同世代の少女ロボットがやってきた。言葉・動きなどはほぼ完成に近づいており、最後の感情を入れる=人間の感情を学習する.のが目的だという。だが少女ロボは無邪気に(人間としては.やらない)残酷な行為を行なってしまう。「わたしまた間違った?」が口癖となる。
加減がわからない.と言ってしまったら、それまでだが、これはやっちゃイケナイというところも、前段としてこれは「善=いいこと」と刷り込まれると、自己判断して「(結果的に)悪」をやってしまう。
子猫はカワイイ。大事。大事なものを首飾りにすると、もらった側も嬉しい。じゃ、子猫を首飾りにしてプレゼントしたら少年は嬉しい?(きっとそうだと思い、少女ロボはやってしまう。このあたり衝撃的。)
少年も悩む。少女ロボも悩む。ここで少年の父が登場する。少し時は遡る。少年が生まれる前のことだ。
父はいわゆるロボットSFものでいう「博士」的な、ロボットの生みの親的な役割・ポジションの人。(髪色の濃い)大人の女性は少年の母の友人で科学者であり、父のアシスタント&少女の監察役的な役割である。少し読み進むと。。。
若き日の父=博士は優秀な研究・開発者なのだが、人型ロボットを開発することしか頭に無い。人のこころ.が分からない。友達もいない。でもそんなこと屁でもない。
あぁ「この人がサイコパス」だったのだ。感情がない。母に対しても「愛」ではなく、ロボットを作るための「手段」「サンプル」であったのだ。
コイツぅ非道いゼ。ハンパないノー感情ヤロウだゼ。許せん。という気持ちで読み進む。ロボット完成のためなら.のワクワク表情が上手く描かれていて、それがまた戦慄。。。指輪を何だと思ってるんだ。彼女の心は。。。
(端折るが)少年を産んでしばらくして、母=博士の妻.が亡くなってしまった。なのにコイツときたら。。。
誰か注意してやれよ。。。オマエそれは人でなしだって。。。
はい、おかしいよ。娘=少女ロボの口癖はアンタ由来だったのかい?
なんか、悲しくなってくる。。。
サイコパスは父=博士で、この人が人間としての感情を取り戻す.物語だったのだな。
息子にも反抗され。
(省略)ここからはエンディング・パートとなる。アレ?となるが、これでいい。
感情とは、生とは、死とはを考えさせる不思議なストーリーであった。
→コミック) となりのロボット 作者:西 UKO
→ヒトがヒューマノイドに好感情抱くパラメーターって なども見てください
#robot #AI #SF #future (登場人物の役割/ストーリーが前後する感じは)#エヴァンゲリオンにも近いのかも