comic) ダブル 野田彩子
演劇・芝居に関わる男二人(一人は二枚目で天才で、進行とともにスカウトを受けノシていく。)(もう一人は芝居はわかっているが、売れるには何かが足りない)
二人はいつも一緒に芝居(=登場人物の背景や心情)を考え、補い合い、良いものをコンビで作っていく。
だが、天才の方にメディアから声がかかり、事務所のマネジメントを受け一人で演技をすることも増えていく。
<<この辺り、デザインもので紹介した星明かりグラフィクスに似ている>>
(すれ違いが云々という風にはあまり進んで行かず、表には出ないが売れてない方もそれなりに関わり続ける。)少しBLがかるのだが、それはあまりやって欲しくなかった。
テレビの人(変顔の演出のエピソードは強烈)はその人なりの(演技論とは言えないかも)視聴率を取るノウハウがあり、それを自分の拠り所としている。根っからの演技陣とはぶつかるワケである。そりゃそうだ。
売れすぎということもあり、一旦仕事をセーブ(インディ寄りのものを選んで出る)するなどして心の安寧を図るシーン。それは「演劇者として成功」なのか、「売れてない」という評価なのか?
破壊的になっていくのだったっけ。ヒリヒリする感情は残る。
#映像化 あるか? (ドラマ化というより、映画化なのだろうが、演技者の者は表現の進化を収めるのに時間がかかるからなぁ。)(某有名演出家はニナガワさんがモデルなんだろうなぁ)
2023年04月、舞台化はされるようだ @ 紀伊國屋ホール
脚本:青木豪 演出:中屋敷法仁
出演:和田雅成、玉置玲央、井澤勇貴、護あさな、牧浦乙葵、永島敬三
https://www.fashion-press.net/news/100225