出来ちゃった.1
出来ちゃったの不満
最近、StableDiffusionのような生成AIを使って作品を作り始めました。初日からのいくつか作品をアップしてみたんですが、美人画ができたとしても、正直なところ「上手く出来たゾ!」っていう感覚があまり無かったんですよ。むしろ、「あ、出来ちゃった」という感じで、何かを成し遂げたというよりは、たまたま結果が出たという印象が強かったんです。特に、人様のプロンプトを借りて何かを作っても、「自分が作った」という感覚が薄く、創造の満足感がなかったんですよね。
そのせいか、ふと「俺ってこれが本当にやりたかったのか?」「アーティストって何なんだろう?」という疑問が頭をよぎることがありました。自分が手を動かして描いたり、何かを組み立てたりするのではなく、AIに命じて生成させるというプロセスに、自分が求めていた創造の喜びが本当にあるのか、考えさせられる瞬間が増えてきたんです。
一方で、ちょっと面白いことも起きています。なんだかよく分からずに生成したり、途中で失敗してしまったもの(待ちきれず停止ボタンを押してしまった結果としてできた生成が不充分な作品)の方が、意外と面白いものになっていることが多々あるんですよ。
そういう作品を見ていると、「こんな絵見たこと無い」「こんな発想はなかなか無い」「ピカソかよ」というような(邪なw)思いが湧いてきて、な途轍もないアイデアがむしろ失敗の方に潜んでいることに気づくんです。
これまで感じたことのない発見や予期しない結果にこそ、真の創造性やアートの本質が隠れているのかもしれないと感じるようになりました。だからこそ、これからも試行錯誤しながら、この生成AIとの付き合い方を模索していきたいと思っています。どこかに、自分が心から「これだ!」と思える瞬間が待っているかもしれませんからね。
ただ、とてつもない失敗はやはり、笑える。これはこれで生成AI大喜利をやるべきなんじゃないかな。とも思うのです。
アジア系もイラスト風も何を狙ったというわけでもないのに出来ちゃった
◆著作物 Copyright◆
#長文
▼参考になる制作する方の文章
→AI生成で30万枚作ってわかったこと|jun555
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→AIは絵師の仕事を奪うか?|喜多野土竜
note.com/mogura2001/n/n70869e128d1f
→「AIに仕事を奪われた絵師」な訳だが|走り書き
note.com/tokume_kibo/n/n05017591b28b
→AIと絵描きは相性が悪いのか?|koko
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