cinema-documentary)愛しのフリーダ

これもまた「ビートルズ関連映画」 #長文 #ドキュメンタリー
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【原題】Good Ol’ Freda
【監督】ライアン・ホワイト
【キャスト】フリーダ・ケリー
2013年/アメリカ,イギリス/86分

ビートルズ初期からファンクラブの責任者として活動した「フリーダ・ケリー」。17歳でファンクラブを引き継ぎ、エプスタインに雇われ、あのたくさんのファンレターに返事を書いていたユニットの中心人物。
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彼女自身と周辺のインタビューで構成されたドキュメンタリー。
ブライアン・エプスタインが亡き今、ビートルズに一番近かった(そして長かった)人物の発言。そんなに美人じゃなかったから、長く勤められた(色恋沙汰にならず、「妹分」として可愛がられ、クビにもならなかった)。

LennonReportと同様、動くビートルズはほぼ出てこない(最後にリンゴ・スターが一言くらい)。ビートルズ曲も古いものメインだし、他人の曲も多い。
フリーダは様々なことをしており、リンゴの母と親しかったとか、ポールの父にダンスを教わったとか。メンバーの初期の結婚のこととか。自宅屋根裏に無造作に眠るお宝とか、ビートルマニア必見の作品。


ホントはもっといろんなこと、エグイことを引き出せるはずではあるが、「秘書の仁義・矜恃」として柔らかいことを言ってます。

中〜後期ビートルズの音楽性・精神世界、解散の真相、その頃の不仲具合をもっと聞きたかったかも(出刃亀ですな)。
すごい仕事をしたんだが、今はただのおばちゃん。リバプールの昔の少女の青春物語ですな。

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