一人語り(やや長文)である。
42年前、NHK-FMなどをエアチェックする貧乏音楽少年だった(まだ少年だから)私は、シンセサイザーというものの登場に衝撃を受けた。先駆者と呼べる音楽家が2人いた。
ひとりは、ウォルター・カルロス(今はなぜか、オンナになり、ウェンディ・カルロスだが)、そしてもう一人が「冨田勲」。世界のトミタである。(その後、YMOとかも出てくるのだが、関係者が、トミタ先生の弟子の松武秀樹氏というのもナルホドなのである)
冨田勲さんは、映画・TVの音楽で第一人者となったあと、当時使い方を知る人もほとんどいないMOOGムーグ(モーグ)シンセサイザーを一人輸入、試行錯誤を繰り返し、産み出したその幻想的な音はまさに「電子音楽ショック!」。第一世代のシンセサイザー音楽であった。
繰り返し繰り返し聴き、その音空間やその当時の「未来的な構成」に魅せられていたものだ。今も自分の作る音楽・音に影響を受けていると感じる。
-2016.0529夜、NHK-BSでの冨田勲追悼特番を見て自分の音楽体験を想い出していた。ご冥福をお祈りいたします。ホントに音楽と新技術を楽しんで私たちに伝えてくれた大先生です。
とりあえず
▼ドビュッシー
月の光 Clair de Lune 1974年だそうだ
アラベスク 第1番
展覧会の絵:ムソルグスキー
XXXwww.youtube.com/watch?v=grO3sEdHHe4
▼惑星(火星):ホルスト
▼スターウォーズ(ラスト前のロボット会話がイケてたんです)
▼Hora Staccato:Grigoraş Dinicu’
▼▼ドキュメント 当時の取材映像
#長文
アラベスクを追加して微調整